「まだ、20代(30代)だから、大丈夫」と思っていませんか。
自分たちの体が妊娠できる状態なのか、妊娠を邪魔するものはないかを調べるのが「不妊検査」です。
もし、妊娠しにくい原因が見つかったら、治療することで妊娠につながります。
妊活中の方も、妊娠はもう少し先と考えている方も、
いつか妊娠したいと考えているのなら自分たちの体に問題はないか、
今、体調に問題がなかったとしても二人で検査を受けてみましょう。
不妊検査の一部について、「妊活検診」として費用助成制度があります。
不妊の原因は、男性の場合も女性の場合もあります。
検査は、男性と女性が一緒に受けることが次のステップに向けて大切です。
不妊・不育治療に関する疑問にお答えします
日本産婦人科学会の発表によると、2020年に体外受精によって誕生した子どもの数は60,381人でした。この年に生まれた子どものおよそ14人に1人の割合です。
不育症では、不安やうつ状態になるなど精神面での問題が起きることがあります。悩みや疑問については、主治医に相談しましょう。また、喫煙や過度のアルコール摂取も控えましょう。
妊娠はするけれど、流産・死産や新生児死亡などを2回以上繰り返し、結果的に子どもを持てない場合を不育症と呼んでいます。
流産の多くは、偶発的なものですが、2回以上繰り返す場合は、産婦人科の主治医に検査について相談しましょう。
不妊・不育症に悩む夫婦は増加傾向にあります。不妊・不育症に関する悩みをお持ちの方は、1人で悩まないでご相談ください。