夫婦で話し合った時間が今につながっている
33歳で結婚してすぐに妊娠したのですが、喜んだのも束の間、流産してしまいました。その後、自然妊娠が難しく、35歳で不妊治療専門クリニックを受診しましたが、なかなか妊娠に至りません。夫は仕事が忙しく、一人で治療しているような孤独感にさいなまれました。そんなとき、同じクリニックに通っていた友人に治療や夫婦の話を聴いてもらい、少し気持ちが楽になりました。そして、夫と時間を作ってお互いの気持ちを話すようになり、少しずつ同じ方向を向くことができました。結局子どもは授かりませんでしたが、夫婦で話し合う時間を持てたことはとてもよかったと思います。誰かに気持ちを聴いてもらうことの大切さを感じたことから、現在は不妊ピア・カウンセラーとして活動しています。(50代・女性)