自分の身体と向き合うこと
私は今まで、妊娠への準備なんて早すぎるしまだまだ先のことだと思っていました。今は子どもが欲しい訳でもないし、現実的では無い。そんなイメージを少し現実に近づけてくれたのが "HPVワクチン" でした。何となく、打たなきゃいけないのかな?副作用とかないのかな?と考えてはみるものの、ズルズルと打たずに来てしまった。産婦人科の先生から言われた「将来子宮頸がんになって、もし子どもが産めなくなったりしたら後悔すると思うよ」という言葉にハッとしました。
その時私は「将来子どもを産む選択ができないのは嫌だな。つまりこれは私に必要なんだ。」と漠然と感じ、妊娠への準備は予防や検診も含まれるんだという意識に変わりました。
妊娠・出産は、ライフプランを見つめ直したりして前もって準備する計画性がとても大切なんだと思います。準備のひとつである月経も、もっと向き合って意識してみようと思えるようになりました。
きっと、以前の私と同じように、他人事のように考えている若者は少なくないはずです。自分の身体をもっと大事に、真剣に考えることに早すぎることなんてないんだと気付きました。
(20代・女性)