検査結果によっては、妊娠前から治療が必要な場合や妊娠後に治療を開始する場合があります。
治療を受けるのは主に女性になりますが、ご夫婦で治療に向き合うことが必要です。
流産や死産で授かった命を失うことは、とてもつらいことです。
一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうことで、不安や悲しみが和らぐこともあります。
長野県には、「不妊・不育専門相談センター」があります。まずは、どんなことでもいいので話をしてみてください。
不妊・不育治療に関する疑問にお答えします
女性の年齢により異なりますが、妊娠が確認された例の10~20%程度と言われています。特に、女性の年齢が35歳以上になると、流産率は上昇すると言われています。
よく話し合ったうえで二人で医療機関を受診するなど、検査、治療を行うことで不安を解消することが必要です。
不育症についてはまだ分かっていないことが多く、原因を特定することは難しいのが現状です。
妊娠初期の流産の場合は、胎児の染色体異常が主な原因と言われており、男性側、女性側どちらにも要因があります。
ほかに、凝固異常、子宮形態異常、内分泌異常、母体の高年齢化などさまざまな要因があります。
不妊・不育症に悩む夫婦は増加傾向にあります。不妊・不育症に関する悩みをお持ちの方は、1人で悩まないでご相談ください。