不育症治療をして二人の子供の母親に
初めての妊娠は32歳のときでした。しかし心拍確認前に初期流産。その後、二回目の妊娠では無事に継続し、無事に出産しました。その子が一歳半になる頃に三回目の妊娠をしましたが、またも初期流産。私は35歳になっていました。初期とはいえ二回流産した事もあり、個人病院から総合病院に転院し、不育症検査等を行いましたが原因不明。その後、自分で東京の不育症専門病院を探し、受診・検査をして、ようやく原因がみつかりました。妊娠をすると血栓ができやすく、母体―胎児間の血流が悪くなってしまうことが原因で流産しており、治療法もわかりました。その後、紹介状をもって県内の総合病院に戻りました。流産して一年後に四回目の妊娠をし、妊娠5週目から36週までヘパリン自己注射(血栓ができないようにするための注射)を一日二回決まった時間に打ちました。お腹と太ももは常にあざだらけで時には涙したこともありました。その子も無事生まれ、今では元気にハイハイをしています。小さな胎嚢のままで止まってしまった二人の赤ちゃんのことを思うと、時々信じられないような気持ちです。辛かったけれど自己注射を頑張ってよかったです。
(30代・女性)