しあわせ信州

体験談

体験談

  • 不妊治療を卒業し、夫婦の絆を深め本当の〝家族〟に

    不妊症治療を卒業して1年経った今、心から「私はとても幸せです」と言えます。その理由はちゃんと納得して治療を終えられたからだと思います。お互いの気持ちを全て打ち明け、ときにはぶつかり、ときには励まし合い、夫婦の絆を深められた大切な時間となりました。この時間がなかったら本当の〝家族〟になれなかったかもしれません。
    もちろん子どもを授かって卒業できたら一番良かったのですが、私の場合は主人から「最近あんまり笑わなくなった気がする。2人だけで仲良く楽しくやっていくっていうのはダメなの?」と言われたことがキッカケになりました。主人にも子どもを抱かせてあげられなかったり、私も母親になれなかったのはとても残念ですが、でも精一杯頑張った結果だと受け止めることはできています。最後の通院日「一緒に行けなくてごめんね。良く頑張りました。おつかれさま。」と主人からメールが届いたときは、電車の中、マフラーで顔を隠しながら嗚咽しました。帰宅した際には「これからもよろしくね」と言ってもらい、自分が誰かに必要とされている喜びを感じられた瞬間でした。
    これからは夫婦仲良く、健康で平和で穏やかな生活を送っていきたいと思います。
  • 自分の身体に意識を向けてライフプランを考える

    29歳で結婚、31歳のときに不妊治療を始めたものの仕事との両立が難しく、すぐに中断。2年後に再開し、36歳で出産しました。治療を始める前に、これからどうしていきたいか夫婦で話し合い、養子も選択肢のひとつと考え、治療は「40歳まで」と決めました。体外受精へのステップアップのタイミングについて医師にどう示せばいいか悩んだとき、ピア・カウンセラーに相談したことで考えや気持ちが整理でき、自分の意思を明確に伝えることができました。子どもが2歳になる直前から2人目の治療に取り組みましたが、妊娠に至らず、41歳で治療を終えました。治療を通して、それまで妊娠や自分の体に意識を向けていなかったと実感。身体や命をつなぐことをライフプランの中で捉えることが大事だと考えるようになりました。

妊活Q&A

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