長野県は、不妊・不育症治療に取り組むみなさんをサポートするため、長野県妊活支援サイト「妊活ながの」を4月1日に開設しました。
不妊治療等の詳細や、経験者の体験談、治療と仕事の両立支援の紹介など、多角的なコンテンツを含んだ専用ウェブサイトです。
コンテンツについては随時追加していく予定です。
不妊等に悩む方々に限らず、周囲の方々の不妊等に対する理解を深めるきっかけとなる情報発信サイトとして、ぜひご覧ください。
不妊・不育治療に関する疑問にお答えします
不育症についてはまだ分かっていないことが多く、原因を特定することは難しいのが現状です。
妊娠初期の流産の場合は、胎児の染色体異常が主な原因と言われており、男性側、女性側どちらにも要因があります。
ほかに、凝固異常、子宮形態異常、内分泌異常、母体の高年齢化などさまざまな要因があります。
低用量ピルは、妊娠しづらくなる子宮内膜症の予防や改善、月経周期を整える等の効果があります。将来妊娠しにくくなることはありません。
2021年の調査によると、不妊の検査や治療を受けたことがある、または現在受けている夫婦は全体の22.7%で、この数字は夫婦全体の4.4組に1人にあたります。結婚5年未満の夫婦では6.7%が、不妊に関する検査や治療を現在受けています。(国立社会保障・人口問題研究所)
不妊・不育症に悩む夫婦は増加傾向にあります。不妊・不育症に関する悩みをお持ちの方は、1人で悩まないでご相談ください。